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注目の鹿児島、熊本のジャパニーズウイスキー蒸留所探訪

日本ならではのこだわりが感じられるジャパニーズウイスキー。この九州からも新たな蒸留所が誕生し、その風土にあった味わいのウイスキーが生まれています。
そこで今回は、鹿児島と熊本から2つの蒸留所を紹介します。
普段使い、自分へのご褒美あるいはプレゼントなどシーンにあわせたお気に入りの1本を見つけてみてはいかがですか?


嘉之助蒸溜所|鹿児島 日置市

日本初の樽熟成米焼酎『メローコヅル』を販売している小正醸造が、蒸留酒の可能性を探求すべく始動したのが嘉之助蒸溜所です。

2017年よりウイスキーの製造をはじめ、メローで味わい豊かなウイスキー作りを目指しています。今とても注目されている蒸溜所です。

『シングルモルト嘉之助』のリミテッドエディションは、リリースされるボトルが即完売してしまうほど大人気。
香りや味わいもバニラのウッディ感のあるものや、スモーキーで甘さのあるものなど様々。

事前予約制でウイスキーの製造工程を間近で見られるツアーがあります。
①糖化槽 → ②発酵槽 → ③蒸留器(ポットスチル)→ ④ウェアハウス(貯蔵庫)→⑤テイスティング の過程を体験することが可能。スタッフの説明付で分かりやすい!

目の前に広がる吹上浜は日本の三大砂丘に数えられており、蒸溜所内にあるテイスティング・バー空間はガラス張りで、景色を見ながらウイスキーを楽しむことができます。

蒸溜所はショップも併設。酒類のほかにオリジナルグッズも販売されています。

ツアーで作り方を見て、知識を得てからの試飲タイムはまた一味違った味わいになるのでは?

嘉之助蒸溜所の詳細はこちら >>

山鹿蒸溜所|熊本 山鹿市

熊本県内初となるウイスキー蒸留所 山鹿蒸溜所では、2021年からウイスキーづくりがはじまりました。

国見山系と菊池川水系の良質な軟水の深層地下水を仕込水(ウイスキーを製造する工程で加える水)として、ウイスキーづくりに適した夏と冬の寒暖差、高い湿度の気候を活かして熟成されています。

ウイスキーづくりでイメージしたのは、この地を代表する郷土芸能「山鹿灯籠踊り」で優雅に舞う女性たちの幻想的な姿。
上品でしなやかな中に凛とした力強さを秘めた、美しく華やかな味わい、気品のある深みが追い求められています。

山鹿の風土が生み出した第2弾となる『YAMAGA NEW BORN 2023』。
バーボンバレルで14~20カ月熟成した原酒のうち、厳選した10樽をブレンド。

2022年とはまたひと味違った味わい。(残念ながら2022年ニューボーンは完売)
スッキリとしていながらスモーキーなピート香(※)、スーッと消えたあとにはミルキーなキャラメルの香りが。

(※)ピート香
ピートとは、スコットランド北部の原野に多い炭化した泥炭。 ピートはモルトウイスキーの香りを特徴づける重要な材料です。 ピートの煙で麦芽を乾燥させ、そのいぶした香りが麦芽につくことによって、ウイスキー特有のスモーキーな香りが生まれます。

山鹿蒸溜所も工場見学が可能。(土日・祝日限定、自由見学)
有料ガイド付きツアー(試飲付き)の日程や内容は、ホームページの新着情報をご確認ください。

自由見学でも、有料で原酒・2022年・2023年ニューボーンの3種類の試飲が可能です。
チェイサーには仕込水が提供され、お酒好きの心をくすぐります。

人気のショップも併設。オリジナルのエンブレムが刻印されたウイスキーグラスは訪れた記念に。輸入の際に原料の大麦を入れた1t袋をリメイクしたエシカルなミニバックがかわいい!

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