日本ワイン、新酒の季節がやってきた!足を運んでも味わいたい、南九州のワイナリー3選
近年、世界から高い評価を得ている日本ワイン。
日本の生産者のものづくりの想いによって、使用される品種も多種多様となり、産地の風土を生かしたワインが造られ、独自の進化を遂げています。
ここ南九州でも、日本をはじめ世界から注目されるワインが造られ、個性豊かなワイナリーが存在します。
季節は、新酒の時季と訪れるのに絶好のタイミング。
今回は、現地で楽しむべきワイナリーをテーマに南九州の3つのワイナリーをご紹介します。
菊鹿ワイナリー|熊本 山鹿市
国内外のコンテストで高い評価を受けている「菊鹿ワイン」の醸造所の一つ「菊鹿ワイナリー」
自社農園、醸造所にワインショップ、カフェが併設されています。
農園は自由に見学することができ、なかにはワイン好きも驚かせる九州では珍しい品種も見ることができます。
手前にワインが並び、奥にはテイスティングスペース、そして、窓の先にはブドウ園が広がります。
ブドウ園を眺めながら、菊鹿ワインを堪能できるとはかなりの特別感。
ワインは1杯(¥300 /約30ml)からテイスティングを行うことができ、カフェで作られた地元の素材を使ったピザもこちらで楽しむことができます。
ショップには、ワインをおいしくいただくためのグッズやおつまみなども販売。
ワイン好きだけでなく、日用品としても愛用できそうなアイテムがありました。
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Sakura Farm & Winery(霧島さくらフルーツランド) |鹿児島 霧島市
約30種類以上のブドウ、和梨、いちごや金柑などを栽培し、果物狩りや、スイーツ、BBQなどが楽しめるテーマパーク型観光農園「霧島さくらフルーツランド」。
天然のミネラル豊富な地下水を利用して栽培する果樹園で、ブドウは約2,000本以上を栽培。
さくら農園のある霧島連山の麓は寒暖の差があり、おいしいブドウが育つのに適しています。
その敷地内に2020年、鹿児島県内初となるワイン醸造所 Sakura Farm&Winery がオープンしました。
園内で栽培し、その年の生育に応じたブドウを厳選のうえ、ワインを醸造。
産直販売所(霧島さくら館 1階)には1コイン(500円)試飲もあり、ここにしかないお気に入りを見つけることができます。
また、ワインに合うおつまみをはじめ、果樹園で収穫した新鮮な果物や旬の果物を使用したドリンク、自社加工施設で製造したスイーツやオリジナル商品も販売。
さらに、さくら館をはじめ、果樹園のなかではお食事も!
子どもから大人まで楽しめるテーマパーク型観光農園のなかのワイナリーです。
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都農ワイナリー|宮崎 都農町
都農ワインが世界に注目されたのは、2004年に英国の権威ある「Wine Report」で、同社のキャンベルアーリーから造られたロゼワインが「世界のワイン百選」に選ばれたことがきっかけです。
通常、ワインは専用品種のブドウで造られるため、生食用のキャンベルアーリーで造られたワインが選ばれたことは、業界に大きな驚きをもたらしました。
このロゼワインは、ストロベリーを思わせる色合いとフレッシュな香り、酸味と甘さのバランスが絶妙で、さっぱりとした味わいが特徴。
1996年に創業した「都農ワイナリー」があるのは、日向灘を一望できる丘の上
2022年に併設されたベーカリーでは、ワインと相性抜群のパンを味わいながら、絶景を眺めてゆったりとしたひとときを過ごすことができます
さらにテイスティングカウンターでは、国内外で受賞したワインや、希少なワインの試飲も可能。都農の自然が育む特別な味わいを、ぜひ現地で楽しんでみてください。
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