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安心して毎日口にすることができるえごま油は、完全オーガニック 純熊本産|熊本県菊池郡大津町

地域の魅力発見!~ハグメグる地域vol.1~
九州の魅力をギュッとまとめてお届け!
初回は熊本県菊池郡大津町をご紹介♪
特産品として注目されている『えごま油』の特徴もたっぷりお伝えします!


熊本県 菊池郡 大津町

大津町(おおづまち)は、水と緑が豊かな阿蘇の裾野にあります。
江戸時代、肥後(熊本)と豊後(大分)を結ぶ豊後街道の要処となり、参勤交代の宿場町として政治・経済・文化の中心として栄えました。

いまでも当時の面影が残り、その代表として江戸初期の藩主加藤清正によって建設された用水路「上井手用水」、「下井手用水」は、「白川流域かんがい用水群」の一部として「世界かんがい施設遺産」に登録されています。

見事な石積みが美しい大津町の灌漑用水路は町中心部を流れ、住む人々に癒しを与えています。

その恩恵がいまも受け継がれ農業が盛ん。阿蘇の外輪山に連なる広大な森林を背に、ゆるやかな傾斜をなして広がる畑地帯、阿蘇の豊かな伏流水を源に平野には肥沃な水田地帯が広がる豊かな穀倉地帯です。
特にからいもが特産品で、毎年「からいもフェスティバル」が開催されるほど。
近ごろは生姜(生産量全国シェア2位)、高品質のえごま栽培が注目されています。

熊本では、「●●まち」という言い方が主流
大津町(おおづまち)と読んで?の方も多いでしょう。実は熊本では多くの町名を「〇〇まち」と言います。逆に鹿児島、宮崎では「〇〇ちょう」が主流だそうです。
参考:熊本県の市町村一覧 鹿児島県の市町村一覧 宮崎県の市町村一覧

熊本の菊池・大津で作られる無農薬えごま油

この熊本にえごま農家が生まれたのは約10年ほど前。最近は、収穫量ではなく品質において、全国トップレベルの一大産地として注目されています。実は、この地域でのえごま作りのはじまりに今回ご紹介する『国産有機荏胡麻油』の製造販売をおこなっている肥後製油株式会社が一役買っています。

現 菊池えごま生産組合会長からえごま油作りとえごまによる菊池エリアの生産地としてのブランド化を相談された肥後製油 高木社長が数年に渡る土壌調査と品質向上に携わり、築き上げられました。いまでは、会社所在地の大津町も産地に加わり、一大産地として全国に注目されています。
そのはじまりは、熱を嫌うえごまの油を搾取するためのコールドプレスという圧搾機をたまたま所有していたからだそうです。

えごま油は、オメガ3系の“体にいい油”

健康や美容、そして肌にもいいオイルとして注目されているえごま油。
体内で生成できないα-リノレン酸(オメガ3脂肪酸)を多く含み、健康促進や成人病予防、アンチエイジングへの期待が高まっています。

では、えごま油の何がいいのかといいますと
食用油は、一価不飽和脂肪酸のオメガ9系、多価不飽和脂肪酸のオメガ6系・オメガ3系と分けることができ、それぞれに働きがあります。
オメガ9系に代表されるのがオリーブオイルと菜種油です。オメガ6系には、べに花油、ゴマ油、グレープシードオイルなど。オメガ3系に、えごま油、アマニ油があります。

不飽和脂肪酸はコレステロール値を下げ、生活習慣病に対する効果が期待されています。
特にオメガ3系は、血液中の中性脂肪を減らして血液をサラサラにし、血中血栓ができるのを防ぎ、不整脈の発生や動脈硬化を防止する作用があるといわれています。

サラダやお豆腐に「かけたり」、パンに「つけたり」していただくのがおすすめ

えごま油の栄養成分は熱に弱いため加熱調理は厳禁。直接スプーン(約2g)で飲んだり、そのままお料理にかけたりするのがおすすめです。

サラダやお豆腐にかけたり、パンにつけて食するのが王道そうですが、そのクセのなさゆえに何にでも相性が良さそう。食材がまろやかになる感じもありますから、いろいろな食べ方を探してみるのもいかがでしょう。
また、えごま油は酸化の足が早いため、開封後は冷蔵庫で保管し、なるべく1ヶ月以内で使い切ってください。

添加物が一切使われていない完全オーガニック『国産有機荏胡麻油』

ここで、(一社)熊本県物産振興協会により実施された「令和3年度優良新商品表彰事業」で優良商品賞を受賞した『国産有機荏胡麻油』をご紹介します。

『国産有機荏胡麻油』は、栽培から搾油そして製品化まで、添加物が一切使われていない完全オーガニック。栽培する農地の土壌から徹底した管理がおこなわれ、品質も独自で定めた高い基準をクリアした厳選素材だけがじっくり丹念に搾油されています。

味わいは、えごま油を食したことのある方にとっては濃厚。それでいて特有のクセは薄く、えごまの香ばしい香りがほのかに感じられます。

100年以上続く肥後製油の伝統の技と誇り、新しさへの寛容がもたらした品質

今回受賞した『国産有機荏胡麻油』は、α-リノレン酸を約62%含んだ高濃度のオイルです。
低温で圧搾され、加熱や焙煎、脱色などの化学的処理は一切おこなわれておらず、ただただ和紙と活性炭で生搾りされています。製油職人による伝統の技と衛生的で先進的な技術による、もの作りへの真摯な思いから生まれた熊本の新しい特産品です。

このえごま油を製造販売しているのが、肥後製油です。この徹底した製品づくりは、地元生産農家と直接つながり、種から土壌、作物の品質管理まで一気通貫して関わりを持ち続けているからこそ。製油メーカーが生産農家と関わり品質保持を管理するのは全国でも珍しいケース。
まさに地域との共生共栄を目指し、事業を展開していらっしゃいます。

大切なご家族やご親戚へのプレゼントとして
贈るお相手の健康を願いつつという思いも伝わりそう。肥後製油伝統の幾何学模様をデザインしたパッケージも素敵。100gの大瓶は遮光瓶で。熱から守る配慮もうれしい。

肥後製油のSDGsへの取組み

製油メーカーとして“油”を通して、すべての人々に笑顔と健康を
健康のために“飲む油”“食べる油”を掲げ、栄養学に基づいた製品の研究・開発を行い続けています。安心安全な食用油ですべての人々へ健康と笑顔をお届けします。

持続可能なエネルギーとして廃油を還元しています。
お客様から廃油を回収して飛行機の燃料や再生素材へ。搾りかすは肥料や飼料として地元農家へ、油の残留物は地元畜産農家へ脱臭や土壌改良用として還元しています。

熊本の生産者とつながり、共に新しい産業、新しい特産品の開発を進めています。
熊本県内の生産者と連携し、特産品や新しい素材による商品開発を推進しています。産業が生まれ、雇用が生まれる地域づくりに、搾油に関連する専門の知識と技術の協力を提供しています。

*肥後製油株式会社とHugmegは、SDGsを支援しています。

『国産有機荏胡麻油』は、こちらのサイトでお取寄せができます
>>
肥後製油STORE

熊本の特産品をもっと知るには、こちら
>>
熊本県物産館 くまモンのふるさと よかもんショップ

取材協力/熊本県物産館肥後おおづ観光協会

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