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約350年の時を経て、いまもその息吹と美意識が生きるお殿さまの邸宅「松浜軒(しょうひんけん)」を訪ねて

地域の魅力発見!~ハグメグる地域Vol.23~
熊本県八代市の「松浜軒」は、すぐれた日本建築美と庭園美をいまに残す文化財(国指定名勝)です。
現在、長塀の保存修復を目指したクラウドファンディングプロジェクトが株式会社グローカル・クラウドファンディング(※)の支援のもと展開されています。
今回は、観光地としてもおすすめのその邸宅にまつわる歴史や注目の特産品を案内しながら、プロジェクトの情報もお届けします。

(※)株式会社グローカル・クラウドファンディングは、「地域の有する資源や地域の夢の実現に、意志あるお金を届けたい!」という思いからスタート。鹿児島、熊本、宮崎を主なエリアとし、設立以来、地域のさまざまなニュービジネスや事業の支援を行っています。


旧熊本藩八代城主浜御茶屋「松浜軒」

国指定名勝:旧熊本藩八代城主浜御茶屋(松浜軒)庭園
(読み:きゅうくまもとはん・やつしろじょうしゅ・はまのおちゃや・しょうひんけん・ていえん)

八代城主松井家は、肥後藩細川氏を代々支えた筆頭家老家

松井家は、織田、豊臣、徳川と政権が移行する中で永きに渡って存続した細川家を、戦国の世から江戸時代を通して代々筆頭家老として支え続けてきた家柄です。
また、正保3年(1646年)から明治3年(1870年)にかけて肥後細川藩の支城である八代城(やつしろじょう)をあずかり、城主として225年もの間八代城と城下を治めました。
現在は、第14代目のご当主が、松浜軒をはじめ、受け継いできた宝物(ほうもつ)を護っていらっしゃいます。

江戸時代前期の趣ある佇まいをよく残した邸宅と庭園 松浜軒

すぐれた日本建築と庭園美の有様が表現されている松浜軒(しょうひんけん)は、元禄元年(1688年)八代城主3代 松井直之(まつい なおゆき)が、生母 崇芳院尼(すうほういんに)のために建てた茶屋です。

明治になり八代城が廃城となったため、以後松井家は、この松浜軒に住居を移しました。
現在は、国指定名勝として一般に公開されており、邸宅と庭園、稲荷社が鎮座し、周りを取り囲む森の木々から花鳥風月を感じることができます。
といいつつも、現在も住居を兼ねています。お茶屋的な落ち着きはありながら、生活するための和風建築としての側面がとても親しみやすく、ほかの名勝にない魅力があります。

■松浜軒の四季
〔春〕
さくら、ふじ、かきつばた、つつじ
  ・松井神社春季大祭 3月18日
〔夏〕花しょうぶ、こうほね、睡蓮、八代草
  ・花菖蒲鑑賞古流茶会 6月第一日曜日
〔秋〕彼岸花、はぎ
  ・松井神社例大祭 11月23日
  ・八代市文化祭協賛茶会 10月末 日曜日
〔冬〕臥龍梅(がりょうばい) 2月末
  ・児宮(ちごのみや)祭典 1月・5月・9月の各10日
  ・稲荷神社初午祭(2月初午)

四季を通じて、さまざまな草花や樹木が目を楽しませてくれ、茶会や催事・神事が行われています。四季折々に訪れてみると違った楽しみ方ができることでしょう。
※松井神社神事・催事については、松浜軒へお尋ねください。

護り、次世代へ引き継ぎたい日本の木造建築美

熊本・八代「松浜軒」長塀修復プロジェクト
美しく風情ある長塀に囲まれた松浜軒は、その時代時代により手が加えられ維持しています。ただ、近年は長塀への木々の浸蝕が進み、倒壊の危険性が上昇。保存という観点からも修復が急務ですが、国や自治体からの補助では追いつかず、約1,500万円の予算が不足している状況です。

そこで、今回グローカル・クラウドファンディングと共同でクラウドファンディングがはじまりました。
日本の、熊本の、八代の美しい伝統的建築物を次世代へ。皆さんのあたたかい支援が日本の歴史的文化・芸術を救います。

「松浜軒」長塀修復プロジェクトの詳細はこちら>>

おすすめ!進化する八代の特産品3選

①薏苡仁糖(よくいにんとう)

古式ゆかしく、戦後50年間途絶えた幻のお菓子が現代に復活
販売:肥後はとむぎ会 日月亭

薏苡仁とは「はとむぎ」のこと。戦国大名 加藤清正公によって熊本の地にもたらされ、肥後初代藩主 細川忠利公の父 忠興公によって菓子 薏苡仁糖として作り上げられました。はとむぎを膨らませた粔籹(おこし)を昔ながらの製法でつくられた糖水で固めたもの。口に入れると、はとむぎの一粒一粒が解け、粗野ながら雅な甘さが広がります。千利休の弟子であった忠興公。お茶の席でも持て成されたでしょうか?
松浜軒売店、八代市のふるさと納税の返礼品でも入手可能。

② 八農ケチャップ

八代農業高校の生徒たちが作った
ケチャップは地元でも入手困難な逸品
販売:八代農業高校

八代農業高校では、農業だけでなく、食べ物を口にするための営み、衣・食・住に関して総合的に、創造的に学びを推し進めています。八代は、生産量日本一を誇るトマトの生産地。開発のきっかけは地元のトマトなどのフードロス対策からでした。十数年生徒たちに受け継がれてきたロングセラー商品です。授業の一環で製造されており、数に限りがあります。道の駅や物産館で見かけたら即買いをおすすめ!次世代を応援する意味でも、一度味わってみたい。
八代市のふるさと納税の返礼品でも入手可能。

八農ケチャップは八代市ふるさと納税から
>>
ふるさとチョイス
>>
ふるなび
 
※時期により品切れの場合がございます。

③ 猫のお家

うちの子に住まわせたい!
八代産のい草縄でできたお家で愛猫もリラックス
販売:井上産業

い草の生産日本一の八代から、もう畳だけじゃない!ネコちゃん用のお家です。い草は表面がなめらかで毛羽立ちにくく、何よりも天然の素材なので安心。い草の良い香りも広がります。また、温度調整、空気の浄化、断熱性にも富んでいます。中は適度に光も入ります。ひとつひとつ丹精を込めて、紡がれる手作りのため、それぞれのお家に表情があるのもいいですね。ギフトにもおすすめです。
八代市のふるさと納税の返礼品でも入手可能。

商品の詳細はこちら>>

SDGs 松浜軒の取り組み

文化財を守り伝え、質の高い芸術、教育と学びの源流となり、地域に高い民度の意識を持って住み続けられるまちづくりに協力します。

八代市の特産品はふるさと納税から>>

取材協力/
松浜軒
肥後はとむぎ会 日月亭
八代農業高校
井上産業
八代市観光・クルーズ振興課
株式会社グローカル・クラウドファンディング


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