地域を丸ごと味わう。霧島の「食」ブランドを日本全国、そして世界へ｜鹿児島県霧島市

2022年6月2日 12:00

地域の魅力発見！～ハグメグる地域Vol.2～
九州の魅力をギュッとまとめてお届け！今回は鹿児島県霧島市をご紹介♪
霧島の大自然から生まれた魅力溢れる特産品をおたのしみください。

鹿児島県霧島市

霧島は、日本で初めて国立公園に指定された悠久の大自然が残り、霧島山を舞台とする天孫降臨伝説が伝わる神話の里です。平成22年には日本ジオパークに認定されており、全国トップレベルの泉質数を有する温泉郷や、伝統の製法で発酵・熟成された黒酢、滋味豊かで香り高く、澄んだ水の色が特徴の霧島茶、火山活動の産物シラス台地で育ったさつま芋を原料とした焼酎など、自然の恵みに満ちあふれています。

霧島神宮

南九州屈指のパワースポットといわれる霧島神宮。主祭神は瓊瓊杵尊（ニニギノミコト）。令和4年2月には「霧島神宮本殿、幣殿、拝殿」が国宝に指定されました。

近年では霧島の食にまつわる産品や活動を霧島ガストロノミーブランド「ゲンセン霧島」として認定し、その魅力を市内外へ発信しています。

霧島ガストロノミーブランド【ゲンセン霧島】

「食」にまつわる様々な分野を融合させながら地域の食文化を生かす「ガストロノミー」の理念のもと、霧島市内の産学官組織が連携し設立された「霧島ガストロノミー推進協議会」。
霧島の食のビジョン「きりしま食の道10カ条」に沿った産品や活動を「ゲンセン霧島」として認定しています。

◇「ゲンセン霧島」認定品のご購入は、各事業者の店舗orオンラインショップへ
＞＞詳細は　「霧島ガストロノミー」HP

オーダーメイドの薬膳食の提案

「ゲンセン霧島」認定品の1つである「薬膳食」。霧島市牧園町にある薬膳とスパイスの専門店「薬膳小町」（株式会社ナガミネ）では、問診やヒアリングにより、それぞれの体質や体調に合ったオーダーメイドの薬膳食を提案しています。霧島エリアは、歴史ある湯治宿が多く残る鹿児島屈指の温泉エリア。温泉に薬膳をプラスした現代の湯治スタイルの提案や、地域の旅館や飲食店と一緒にオリジナルの薬膳料理の開発にも取り組まれています。アフターコロナの時代、旅の新しいデスティネーションとしても注目です。

最近話題の薬膳とは？
「薬膳」とは、「五行陰陽」の考えをもとに健康維持や健康増進、病気の予防・治療、不老長寿などを目的とした中国発祥の料理や献立のことです。中国古来の思想（薬食同源）から生まれたとされており、病気にならないカラダをつくる、いわゆる「未病」を原則としています。

今の暮らしにも取り入れ易い「現代薬膳」

国際薬膳師、国際薬膳調理師の資格を持つ、株式会社ナガミネ代表・永峯真一さんが霧島山麓の自社農園で栽培し、焙煎・調合まで、すべての工程を自身で手がける薬膳食材やスパイスの数々。ロングセラーの「霧島熟成黒にんにく」をはじめ、「リラックス」「リセット」など目的別に選べるオリジナルブレンドの薬膳茶ティーバッグ、薬膳カレーや参鶏湯など料理に必要なスパイスがセットになった料理キット、フレーバーソルトなどが揃います。