日本一の肉と焼酎のまちで出会ったのは、カラダにやさしい自然素材の色にときめく、本格焼酎の新ジャンル|宮崎県都城市
地域の魅力発見! 〜ハグメグる地域〜 Vol.13
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今回は、宮崎県南西部に位置する「都城市(みやこのじょうし)」をご紹介します。広大な都城盆地にある都城市の魅力は、なんといっても豊かな食資源。農業産出額が全国1位、牛・豚・鶏の合計産出額が全国1位と農林畜産業がとても盛ん!食肉加工品や乳製品などの食品関連企業も多数立地しています。九州南部で生産の盛んなさつまいもを使った芋焼酎も名産です。
宮崎県 都城市
豊かな土壌と美しい水に恵まれた都城市は農業や畜産がとても盛んで、美味しいお肉や焼酎などが名産品として人気。「島津家発祥の地」でもあり、「都城市」の名称は、都城島津(北郷)家2代当主の北郷義久(ほんごうよしひさ)によって1375年に築城された中世城郭「都城」に由来します。
市街地には元ショッピングモールをリノベーションした中心市街地中核施設「Mallmall(まるまる)」(2018年オープン)に続き、新たな交流拠点となるスーパーマーケットやホテルを中核施設とする民間複合施設「TERRASTA(テラスタ)」もオープン。官民一体で進める地域循環型のまちづくりも注目を集めています。
都城の魅力を発信するホテル 「HOTEL TERRASTA(ホテル テラスタ)」
『Mallmall(まるまる)』に隣接し、旧都城大丸跡地に2022年春オープンしたのが、民間複合施設「TERRASTA(テラスタ)」。1階2階はスーパーマーケットやショップ、オフィスなど、3階から7階は、ホテル「HOTEL TERRASTA」として営業。都城の豊かな自然を想起させる素材を取り入れた客室は全93室。地元高校や、地域にゆかりのあるアーティストとともに、地域の伝統工芸や自然素材を取り入れながら作り上げたクラフトルーム(4室)もあり、都城の魅力を五感で体感できる上質な空間が広がっています。
>>「TERRASTA」の詳細はこちら
おいしさの秘訣は100%へのこだわり 霧島酒造株式会社
そして今回PickUpする特産品は、「焼酎」。都城は全国有数の焼酎産地で、個性ある焼酎が多数製造されています。全国に有名な地域ブランドとして確立したのが「品質をときめきに」を企業スローガンに焼酎造りを行う霧島酒造株式会社。平成10年に『黒霧島』を発売後、平成15年から始まった焼酎ブームにのり、売上げも急増。平成25年に初の焼酎業界売上1位を達成しました。以後10年連続日本一を誇っています。
「地域に根ざし、地域と共に発展する」も経営方針の1つ。原料もできるだけ地元でとれたものにこだわり、主原料であるさつまいもは九州産100%。麹に使用する米は国産米100%で、霧島酒造で造るすべての商品に、都城盆地の地下岩盤の割れ目に蓄えられた清冽な地下水「霧島裂罅水(きりしまれっかすい)」を使用しています。
新しい挑戦。目指したのは「おいしい」から 「しあわせ」へ
昨今のおうち時間ブームに注目!「おいしくお酒を飲みながら、カラダのことも気遣いたい」という願いをカタチにした『健麗酒』シリーズは、味わいだけでなく、それぞれの素材に合わせて色彩にもこだわった逸品。贈り物にもオススメです。「霧島酒造オンラインショップ」または「焼酎の里 霧島ファクトリーガーデン ショップ」にてお買い求めいただけます。
長年愛され続けるご当地ドリンクなど、今回紹介しきれなかった特産品をご紹介!
「SDGs」 霧島酒造株式会社の取り組み
○焼酎粕のリサイクル活動
焼酎の副産物である焼酎粕や芋くずをリサイクルする、国内最大級の設備があります。
○サツマイモ発電
リサイクル資源の利用率100%を目指すために、バイオガスを電力に変換し、電力会社に提供する発電事業を行っております。2021年には、本社工場内に充電スタンドを設置し、サツマイモ発電の電力を主電力とした社用EV(電気自動車)「さつまいもEV e-imo(イーモ)」を導入しました。
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霧島酒造株式会社のサスティナビリティ
【取材協力】
宮崎県都城市
都城ふるさと納税特設サイト
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